記述問題とは?求められている力を理解しよう
記述問題が出題される理由
学校や入試で記述問題が重視されるのは、単なる計算力だけでなく、考える力・説明する力・論理的に伝える力を測るためです。
たとえば、答えが「x=3」であっても、そこに至るまでの思考の流れを言葉で説明できるかどうかが評価のポイントになります。
記述問題では、「どう考えたか」を筋道立てて説明する力が求められます。これは、将来の社会で求められる課題解決力や論理的思考の基礎にもつながる大切な力です。
そのため、教師や入試担当者は、解答欄に書かれた内容を通して、「この生徒はどのように問題を理解し、どんな手順で答えを導いたのか」を読み取ろうとします。
つまり、記述問題は数学の答えを書く問題ではなく、考え方を表現する問題なのです。
どんな形式の記述問題がある?
一口に「記述問題」といっても、実際にはいくつかのタイプがあります。中学数学でよく見られる記述問題には、以下のような種類があります。
- 理由説明型:なぜその答えになるのかを文章で説明する問題
- 途中式説明型:途中式を使って過程を明確にする問題
- 証明型:図形や関数などで条件を根拠に示して説明する問題
- 選択理由型:いくつかの方法の中から最適な方法を選び、その理由を述べる問題
これらに共通しているのは、「正しい考え方を筋道立てて説明する力」が必要である点です。
また、学校の定期テストと入試では、出題の目的が少し異なります。
定期テストでは授業内容の理解度を確認するために出題されますが、入試では応用力や思考の深さを評価する傾向があります。
たとえば、
- 「なぜその式を立てたのかを説明しなさい」
- 「求め方を言葉で説明しなさい」
という設問は、単に計算できるかではなく、理解の深さを確認するものです。
点数が伸びる生徒と伸びない生徒の違い
同じ問題を解いても、得点に差がつく理由は明確です。
それは、「書き方の質」の違いです。
たとえば、「△ABCが二等辺三角形である理由を説明しなさい」という問題で、
・「辺が同じだから」
とだけ書く生徒と、
・「AB=ACであるため、二等辺三角形である」
と書く生徒では、後者のほうが確実に得点が高くなります。
なぜなら、後者の文には根拠(AB=AC)と結論(二等辺三角形)の両方が明示されているからです。
採点者は「筋道が通っているか」「根拠が明確か」「言葉が正確か」を見ています。
したがって、単に答えを書くのではなく、どのような条件を使って、どんな理由で結論を導いたのかを具体的に書くことが大切です。
また、文のつながり方も重要です。
「~だから~」「~なので~」といった接続表現を使うと、論理の流れが伝わりやすくなります。
このような工夫を積み重ねることで、記述問題の得点力は着実に伸びていきます。
記述問題に強くなるための基本ステップ
考え方を整理する「3ステップ思考法」
記述問題を解くときに最も多い失敗は、頭の中で考えが整理できていないまま書き始めてしまうことです。
その結果、途中で話がずれたり、書き終わってから「何を伝えたかったのかわからない」という状態になります。
これを防ぐために、次の「3ステップ思考法」を習慣づけましょう。
【3ステップ思考法】
- 問題の条件を整理する
まず、与えられた条件を正確に読み取ります。図や数値、関係性などを一度ノートにまとめることで、必要な情報を見失わずに済みます。 - 考え方を言葉で説明できるか確認する
「なぜこの式を使うのか」「なぜこの方法を選ぶのか」を自分の言葉で説明できるかをチェックします。説明できない場合、まだ理解が浅い証拠です。 - 式と文章を対応させながら書く
途中式と文章の関係を意識しながら書くと、論理が自然と整理されます。「この式は何を意味しているのか」を1文で補足する習慣をつけましょう。
この3ステップを意識すると、思考の流れを見える化できるようになります。
実際に多くの生徒が、この方法を使って「頭の中が整理できる」「説明が自然に書ける」と効果を実感しています。
特に、文章で説明するのが苦手な生徒ほど、書く前に言葉で説明してみる練習が効果的です。
口でスムーズに説明できるようになれば、それをそのまま文字にすればよいのです。
数学の記述は、「考える→話す→書く」の順で練習することが成功の近道です。
途中式の書き方と採点者の視点
記述問題では、途中式も「思考の証拠」として重要な採点対象になります。
計算式を正確に書くだけでなく、「なぜこの式を立てたのか」が伝わる書き方を意識しましょう。
たとえば、方程式の文章題で「りんごが1個x円、みかんが2個で300円」などの問題が出た場合、
式を立てる根拠を説明できるかが得点の分かれ目です。
【良い例】
りんご1個の値段をx円とすると、みかん2個の値段は300円なので、合計はx+300円になる。
【悪い例】
x+300
良い例のように、式の意味を一文で説明することで、採点者に意図が伝わりやすくなります。
また、途中式を丁寧に書くと、自分自身の考え方のズレにも気づきやすくなります。
採点者の立場から見ると、途中式がしっかりしている生徒の答案は、理解の深さや論理性が伝わりやすいものです。
逆に、途中式を省略してしまうと、正しい考え方でも「説明不足」と判断され、減点されることもあります。
途中式を書く際は、次の3点を意識してください。
- 計算の途中経過を1行ずつ書く
- 数式の意味を簡潔に補足する
- 矢印(→)や「よって」などで流れをつなぐ
このように整理された解答は、見やすく理解しやすい答案になります。
「自分が読む側だったら理解できるか」という視点を持つことが大切です。
「なぜそうなるのか」を説明する練習法
数学の記述で最も苦手意識を持つ生徒が多いのが、「理由を書く」練習です。
「なんとなくわかるけど説明できない」と感じる場合、理解が“暗記”に留まっている可能性があります。
記述力を鍛えるには、次の3つのステップで練習すると効果的です。
【記述力を伸ばす3ステップ練習法】
- 説明する相手を想定する
友達や家族に説明するつもりで、「なぜそう思うのか」「なぜその式を使うのか」を言葉で説明します。
声に出すことで、理解の抜けやあいまいな部分が明確になります。 - 説明を短くまとめる
説明が長くなりすぎると、読む側が混乱します。1文1内容を意識して、短く簡潔にまとめる練習をしましょう。 - ノートに自分の説明を書き留める
説明を文章化することで、理解の深さを“見える化”できます。
間違えた問題こそ、自分の言葉で「なぜ間違えたか」を書いておくと、次のテストで大きな差がつきます。
特におすすめなのが「なぜノート」を作ることです。
問題を解いたあとに、「なぜそうなるのか」を1行で書く練習を毎日続けると、自然と説明力がついていきます。
また、学校や塾の先生の模範解答を写すだけでなく、「自分の言葉に直して書き換える」ことが大切です。
自分の思考で再構築する力が、記述問題を強みに変える第一歩です。
単元別の記述問題対策ポイント
方程式・関数の説明問題
方程式や関数の単元は、記述問題の定番といえる分野です。
特に「なぜこの式を立てるのか」「グラフの特徴をどのように説明するか」が問われやすい単元です。
この分野で得点を取るためには、数量の関係を言葉で説明できる力を鍛えることが重要です。
【よく出る出題パターン】
- 文章題で式を立てる理由を説明する問題
- 関数のグラフの変化や傾きを説明する問題
- 2つの数量の関係を比較する説明問題
【対策のコツ】
- 条件を文に置き換える練習をする
たとえば、「速さ×時間=距離」という式を使う場合、「速さが一定のとき、距離は時間に比例する」と言葉で言えるようにします。
式だけでなく、言葉で意味を説明できると、どんな問題にも対応できます。 - グラフの読み取りを文章で表す
関数では、グラフの変化を「右上がり」「一定」「右下がり」といった形容語で説明することがよくあります。
これらの表現を使いこなすと、文章に説得力が生まれます。 - 変化の割合や傾きの意味を明確にする
たとえば、「傾きが大きいほど変化の割合が大きい」といった基本的な解釈を、説明文に自然に取り入れることができると高評価になります。
【例題】
ある関数y=2x+3について、xの値が1増えるときのyの増え方を説明しなさい。
解答例:
xが1増えると、yの値は2増える。したがって、yはxに比例して増加している。
このように、式の意味を「言葉」で言い換える練習を繰り返すことが、記述問題対策の基礎になります。
図形問題の証明と説明のコツ
図形問題の記述は、入試で必ず出題される重要分野です。
特に「合同」「相似」「角度の関係」などを説明する問題は、論理のつながりと根拠の書き方が採点の決め手になります。
【よくある出題形式】
- 「△ABCが△DEFに合同であることを証明しなさい」
- 「角の大きさが等しいことを説明しなさい」
- 「図形の性質を用いて、辺の長さを求めなさい」
【得点につながる書き方のポイント】
- 条件・根拠・結論の3構成で書く
証明文は「条件 → 根拠 → 結論」の流れが鉄則です。
この順序が崩れると、内容が正しくても減点されます。
例:「AB=DE、∠A=∠D、BC=EFより、△ABC≡△DEFである。」
- 根拠を明確に書く
「図より」「定義より」「三角形の合同条件より」などの表現を使い、何を根拠に判断したのかを明確にしましょう。 - 略語を使いすぎない
「∵」「∴」を多用しすぎると読みにくくなる場合があります。
採点者に伝わりやすい言葉で丁寧に書くことが大切です。
【証明問題でのNG例】
- 「図から等しい」
- 「見た感じ同じ」
これらは根拠が示されておらず、減点の原因になります。
正しい書き方は、「図よりAB=DE、また∠A=∠Dより…」というように、事実と理由をつなげて書くことです。
証明問題は慣れが必要ですが、パターンを覚えるだけでなく、「自分で説明できる」ようになることが目標です。
確率・資料の整理の説明問題
確率やデータ整理の単元でも記述問題が多く出題されます。
特に、「なぜその確率になるのか」「どのようにデータを読み取ったのか」を説明させる問題が増えています。
【よく出るパターン】
- 「どの方法が最も確率が高いかを説明しなさい」
- 「グラフから読み取れる傾向を述べなさい」
- 「中央値や平均値をどのように求めたか説明しなさい」
【対策のコツ】
- 考えた過程を丁寧に書く
確率の問題では、樹形図や表を使って整理しながら説明するのが効果的です。
「全ての場合の数」「求めたい場合の数」を明示すると説得力が増します。 - データの傾向を具体的に書く
「増えている」「ばらつきがある」といった曖昧な表現ではなく、
「xが増えるとyも比例して増加する」など、数値と関係を具体的に書くようにします。 - 選んだ理由を言葉で補足する
グラフ問題では、ただ結果を書くのではなく「なぜその選択をしたのか」を説明することが重要です。
【例文】
「表より、Aの確率は3/8、Bの確率は1/4である。したがって、Aの方が確率が高い。」
このように、数値を示しながら理由を説明すると、採点者が理解しやすい答案になります。
また、資料の整理問題では、中央値や平均値の意味を文章で説明できるようにしておくと、記述問題に強くなります。
たとえば「平均値はデータ全体の傾向を表し、極端な値に影響を受けやすい」など、用語の理解を深める一文を添えると加点されやすくなります。
家庭でできる記述力アップ練習法
親ができるサポートのポイント
記述力を伸ばすには、家庭での「言葉のやり取り」が非常に重要です。
学校や塾での学習時間よりも長い家庭での時間を、思考力を育てる練習の場として活かすことができます。
【サポートの基本3原則】
- 「どうしてそう思うの?」と問いかける
子どもが問題を解いたとき、「どうやって考えたの?」「なぜその答えになったの?」と質問してみましょう。
この問いかけで、子どもは自分の考えを言葉にしようとします。
それがまさに記述問題に必要な「説明する力」の練習になります。 - 間違いを責めず、考え方を認める
間違った答えでも、考え方が筋道立っていれば、それを褒めてあげましょう。
「その考え方はいいね」「ここまでの説明はわかりやすかったよ」と伝えることで、論理的に話す自信が育ちます。 - 短時間でも継続する
1日10分の対話を続けるだけで、考える力は確実に変わります。
毎日の積み重ねが、テスト本番での記述力につながります。
また、親が「教える側」ではなく「聞き役」に回ることが大切です。
「わからないことを一緒に考える」という姿勢で接すると、子どもは安心して自分の考えを表現できるようになります。
記述問題の練習は、親子のコミュニケーションの質を高めるチャンスでもあります。
家庭学習ノートの作り方
記述問題対策において最も効果的なのが、「説明ノート」や「間違いノート」を作る方法です。
ただ問題を解くだけではなく、どう考えて解いたのかを可視化するノートを作ることで、理解が定着します。
【説明ノートの作り方】
- 問題を解く
- 解いた後、「どうやって考えたか」を1~2行でまとめる
- 模範解答と見比べ、自分の説明を改善する
このノートの目的は、「自分の考えを整理し、再現できるようにすること」です。
特におすすめなのは、「なぜ?」で始まる文章を書くことです。
例:
- なぜこの式を使ったのか → 「速さと時間の関係から距離を求めるため」
- なぜこの角度が等しいのか → 「平行線の同位角だから」
このように書くことで、頭の中でバラバラだった知識が整理され、思考の流れが明確になります。
【家庭で続けるコツ】
- 勉強時間の最後の5分だけ「説明を書く時間」にする
- ノートは「正解を書く場所」ではなく「考え方を書く場所」として使う
- 週末に親子でノートを見返し、「どんな説明が上手に書けたか」を話す
この習慣を2週間続けるだけで、子どもの表現力・論理力・理解力が確実に変わります。
おすすめの教材・問題集
記述問題対策には、「解説が丁寧で、考え方を言葉で示してくれる教材」を選ぶことが大切です。
問題数が多い教材よりも、1問ごとの解説が充実している教材を選びましょう。
【おすすめ教材例】
教材名 | 特徴 | 対象学年 |
---|---|---|
学研「ひとつひとつわかりやすく。」シリーズ | やさしい言葉で考え方を説明してくれる | 中1〜中3 |
文英堂「中学数学のトレーニング」 | 記述式の解説が豊富で定期テスト対策に最適 | 中1〜中3 |
Z会「グレードアップ問題集 数学」 | 入試を意識した思考型問題が多い | 中2〜中3 |
これらの教材を使うときのポイントは、「解答を写す」ではなく「解説を読む」ことです。
模範解答を写すだけでは記述力はつきません。
「なぜそう書いているのか」「自分ならどう説明するか」を考えながら読むことで、説明の引き出しが増えていきます。
また、最近はタブレット学習でも記述問題に対応した教材が増えています。
スタディサプリなど、動画で考え方を視覚的に理解できる教材も効果的です。
さらに、塾に通っている場合は、先生に「自分の答案を見てもらい、説明部分の添削をお願いする」とよいでしょう。
自分では気づかない表現のクセや省略癖を、第三者の目で修正してもらうことで、文章の質が大きく向上します。
テスト直前の記述問題対策
答案の見直しチェックリスト
テスト本番では、焦りや時間不足から「説明不足」や「式の抜け」が起きやすくなります。
しかし、見直しの習慣をつけておくだけで、5点〜10点の得点アップにつながることもあります。
【見直しチェックリスト】
チェック項目 | 確認ポイント |
---|---|
条件の抜けはないか | 問題文にあるすべての条件を使っているか |
式と説明が対応しているか | 途中式の意味を文章で補っているか |
結論が明確か | 最後に「したがって〜である」とまとめているか |
表現が正確か | 数学用語を正しく使っているか(例:「比例」「相似」など) |
計算ミスがないか | 小数・分数・符号の確認をしているか |
この表を使って見直すと、思考の抜け漏れを防げるだけでなく、「採点者に伝わる答案」を仕上げることができます。
また、テスト直前の練習では「書くスピード」よりも「説明の正確さ」を優先しましょう。
慣れてくると、自然にスピードも上がります。
時間配分と優先順位の考え方
記述問題は、他の問題に比べて時間がかかります。
そのため、解く順番と時間配分を意識することが大切です。
【おすすめの解答手順】
- 確実に解ける計算・一問一答問題から着手
最初に得点源を確保しておくことで、心理的な余裕が生まれます。 - 次に部分点が取れる記述問題を選ぶ
説明の一部でも書ければ点になるので、完全解答を狙うよりも「書ける部分から」始めます。 - 最後に難問・長文の記述に取り組む
ここでは時間が許す限り、考え方だけでも記述しておきましょう。
空欄よりも、途中の思考が見える方が部分点をもらいやすいです。
【時間配分の目安】
問題タイプ | 目安時間 | コメント |
---|---|---|
簡単な計算・選択問題 | 10〜15分 | 確実に得点を取るゾーン |
記述問題(中) | 20分 | 条件の整理と説明文を丁寧に |
記述問題(難) | 25〜30分 | 解答の流れを意識して記述 |
試験時間が50分の場合、最後の10分を見直し時間に設定するのが理想です。
特に、「説明が途中で止まっていないか」「結論が抜けていないか」は必ず確認しましょう。
よくあるミスとその防止法
記述問題では、理解不足というよりも「書き方のミス」で減点されるケースが多くあります。
ここでは、よくある3つのミスとその防止策を紹介します。
1. 根拠の抜け落ち
→ 「~だから」「~より」を使って根拠を補足しましょう。
たとえば、「AB=ACより、△ABCは二等辺三角形である」と書くことで減点を防げます。
2. 結論を書き忘れる
→ 最後の1文に「したがって」「よって」を必ず書く習慣をつけます。
結論が明確になるだけで、採点者の印象が大きく変わります。
3. 用語の誤用
→ 「合同」と「相似」など、似た用語を混同しないよう注意しましょう。
意味を理解して正確に使うことで、表現力=得点力が上がります。
また、答案全体を見直す際は、「他人が読んで理解できるか」という視点を持つことが大切です。
自分だけがわかる答案では点はもらえません。
採点者が「なるほど」と思える文章を目指すことが、合格答案の条件です。
まとめと次へのステップ
記述力を伸ばすには「日々の積み重ね」
記述問題の力は、1日で身につくものではありません。
しかし、正しい方法で練習を続ければ、必ず結果がついてきます。
日々の学習の中で意識してほしいのは、次の3点です。
【記述力を伸ばす3つの習慣】
- 「なぜそうなるのか」を言葉で説明する
- 途中式と文章の関係を意識する
- 他人に伝わる書き方を意識する
これらの習慣を続けるだけで、記述問題は確実に得点源に変わります。
最初は文章に自信がなくても大丈夫です。
毎日少しずつ、「説明する練習」を重ねることが大きな一歩です。
また、親御さんも一緒に子どもの考えを聞き、「どうしてそう考えたの?」と問いかけてみてください。
それだけで、子どもの思考力と表現力は自然と育っていきます。
記述問題は、単なる数学のテクニックではなく、「考える力」「伝える力」を伸ばすための最高の学びの場です。
この力を身につければ、テストや入試だけでなく、将来にも役立つ“本当の学力”が身につきます。